2019上半期

フードベスト3
チーター(京橋)
ゆうたろうが連れて行ってくれた立ち飲み屋。
何か食べ物オーダーしても「こっちの方が美味いで!」って全然違うもの出してくれるけど、確かにめちゃくちゃ美味いので文句ない。
タイ風焼きそばがお気に入りなので、この前オーダーしたらタイ風イカ炒めが出てきた。それもうまかった。
トマトチューハイにタバスコと胡椒足す「飲むピザ」を学んだのもここです。
 
北摂スパイス研究所(箕面)
夜は立ち飲み屋で、昼はスパイスカレー屋さん。
二週間ごとくらいに期間限定カレーが出るんやけど、この前のカンパチ出汁の鳥キーマカレーが美味すぎた。
しっかりカンパチの味するのにカレーとマッチしていて最高でした
もしおれが死刑囚になったら、最後の晩餐はカンパチ出汁の鳥キーマカレーでお願いします。
 
一刀流らーめん(石橋)
こーじが昔教えてくれて、それからずっと通ってる醤油ラーメンのお店。
夏限定の冷やし魚貝(水ナスがめちゃくちゃ美味い)がオススメやけど、何食ってもそれぞれの美味さある。
家から20分にこの店があってよかった。
 
ライブベスト3
・Thud (2019.06.15)
神さま、こんなに気持ち良い音楽を聴かせてくれてありがとうという気持ちやった。
頑張って人生を生きて、死後はThudの音楽が流れているような穏やかな世界に辿り着きたい。
あんまり自分のヒーローみたいな人は今までいなかったけど、あのギターの人には大変憧れています。
 
・The Embassy (2019.06.01)
往年の名曲達がどんな感じで演奏されるんやろうと思って行ったら、めちゃくちゃリラックスしたライブだった。こんなに緩い来日公演のライブは昔対バンしたTrixie's big red motorbike以来。(中学生くらいの娘をバンドメンバーに入れた親子の発表会みたいなライブだった)
ライブ後の感想は「あの曲も、この曲もやってないのにもう終わってしまった」って気持ちでいっぱいで、こういうもっと見たいってライブ後の気持ちは久々やなぁと思った
 
・Sobs (2019.01.13)
youthcomicsの大日野くんが知り合ったばかりの2、3年前にシンガポールのSobsってバンドが良いって教えてくれて、それからずっと好きだったので、生で見れて、しかも大日野くんにもサポートしてもらって自分のバンドと対バンするって夢みたいだった。
Sobsのライブは映画の中の演奏シーンみたいな高揚感と何故か切なさがあった。
 
アルバムベスト5
・Patience "Dizzy Spells"
各曲のクオリティが格段に上がったNew Orderという趣き。
White of an eyeとか全メロNew Orderパロってるんじゃあないかと思った。
 
・Charlie Bliss "Young Enough"
1st出た時に女版Weezerみたいな言われ方でピンと来なくてあまり聴いてなかったけど、このアルバムはめちゃくちゃメロディ好みです。
CapacityとかFountains of wayneが歌いそうな良いメロ。
 
・Hatchie "Keepsake"
私もWhy don't you stay with me?に撃ち抜かれた一人です。
このアルバム聴いてて、リズムパターンが2000年代のリバイバルに突入したと感じた。
 
・Ducktails "Watercolors"
これまでで一番好きなアルバムだった。良い。
もうあんまり聴いてる人多くはないかもしれんけど、これはスルーするのはもったいない出来栄え。
 
・Pure Bathing Culture "Night Pass"
先行シングルのDevotion聴いた時点で、アルバムが名盤なのは約束されていた。
質感そのままで、ちょっとアッパーになって、それに呼応するようにボーカルのクセが進化しててビビった。
 
ゲームベスト3
・Prey (Arkane Studios, Bethesda)
"舞台は“ティフォン(地球外生命体)”に襲われ、生存者のほとんど以内宇宙ステーション「タロス1」。プレーヤーは記憶を失った科学者モーガン・ユウとして、この謎だらけの世界で生き残りを賭けて戦わなくてはならない。"
 
スペースSFホラーで、一人称視点、アクションアドベンチャーで、宇宙船探索って!それもう全部やりたいことやん!と思って買ったんですが、予想以上にやりたいことでした。
Preyのすごいところは、何か目的を達成するための手段がめちゃくちゃたくさんあるところ
"例えば,通れないドアがあったとしよう。これが電気式ロックで閉まっているのなら,まずキーカードやキーコードを探すわけだが,「ハッキング」のスキルを伸ばしてミニゲームをこなし,開けてしまうという手もある。もし重い箱でドアがふさがれているのであれば,「レバレッジ」のスキルを手に入れて,強引に持ち上げてどかしてしまうという方法がある。もちろん,別のルートを探してもいいだろう。"
宇宙船を探索して集めた資源を分子成型機にぶち込んで何を作るかでプレイもめちゃくちゃ変わる。
何より地球外生命体が不気味すぎてずっと緊張しながらエンディングまでいけました。
 
舞台はカルト教団エデンズゲートに占領されたアメリカの片田舎。
カルト教団は祝福と呼ばれるドラッグをそこら中で栽培して、住人を洗脳状態にしている。
主人公は教祖を逮捕しにきた保安官やけど、教団の抵抗のせいで、ヘリを爆破されてこの地域で孤立無援になる。
点在するレジスタンス達と協力してこのホープカウンティという土地を解放していくゲーム。
他のゲームとは一線も二線も画す景色、動物の挙動、ドラッグ描写が美しかった。
ぜひハイパーハードボイルドグルメリポートと合わせてどうぞ。
 
 
・7 DAYS TO DIE(The Fun Pimps)

めちゃくちゃすごいと思ったのは、このゲームは発売されてはいるけど、まだ開発中で、全然完成はしていない。
とりあえず形になったところでリリースして、買ってくれた資金でゲームを開発、拡張していくスタイルで、新しいデータが入るとゲームにアップデートが入る。
まだストーリーもなくて、ひたすら7日ごとに攻めてくるゾンビの攻撃を建築物や罠を使って切り抜けるゲームやけど、既に面白い。(空腹、喉の渇き、体感温度、病気、怪我の概念があり、それぞれ管理しないといけない)
 
似たような感じで、No Man's Skyは完成品を後からアップデートしまくって評価上げまくったけど、この「一回リリースしたけど、やっぱりこういうゲームにするからもっかい遊んでみて〜」って感じ、ほんとネットワークに感謝。
 
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上半期のハイライトはStill Dreamsで深圳・香港のミニツアーに行ったこと。
ツアーと言っても、5泊6日で2回しかライブしてなくて、ほとんど一緒に行ったCloud BabiesとツアーをアレンジしてくれたPuppy Fat Recordsのメンバーたちと、Atta GirlのJovi、上海から来た友達のShiyu・Sihuiと遊びまわった。
毎晩遊び終わってホテルの部屋に帰ってきたら、その日撮影したりもらったりした映像を編集してビデオを作った。

 
今まで結構でかい失敗も「若かったせいで片付けるさ」の精神で不問にしてたけど、30歳になって言い訳なしのガチファイトが始まった感じがして、背筋に冷たいものが走ったり、NetflixPS4が提供してくれるものがあればフルになれると思うこともあるけど、何か作ると思いがけない幸せにぶつかることがあるし、ストレス溜まると曲作りたくなるし、引き続き音楽を作っていきたい。
下半期も何か出来ればと考えているので、その節は何卒よろしくお願いします。