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ゲーム
今年の初めくらいにPS3を買った。
PS4にしなかった理由はまだ値段が高いのと、あと今リアムタイムのゲーム機を買ってしまうと生活が終わることが想像できたから。
結果としてはPS3でも全然生活が終わった。
今まで本当的にゲームを避けていた理由が分かったのは、すでに仕事、寝る以外の時間を全てゲームに充てるようになってからだった。
PS3のソフトは名作と呼ばれるものでも、多くの作品がブックオフで1000円以下で買えるせいでクリアしてもクリアしても面白いゲームをまた買ってこればいいだけの話で、永遠に尽きることがないかのように思われた。
こんなにゲーム漬けになってしまった原因は最初にPS3と一緒に買った"The Last of Us"というゲームだった。
今までずっとスーファミとか64のゲームしていたからかまずグラフィックの綺麗さに驚いた。こんなグラフィックで感染者たちと対峙するのは本当に恐怖だった。
こんなに怖かったのは小学生の時にバイオハザード2をプレイした以来だった。その時は夜寝れなくなり毎晩怖くて夜中に家族を起こしまくったため、お母さんにディスクを割られた。
恐怖度数はあの時と同じくらいだけど、もうすっかりおっさんになったのであの時みたいに怯えていたらやばい。
そこで、もう逆にこのゲームをやりまくってその世界観に慣れて恐怖を麻痺させるしかないと思い、一心不乱にプレイした。
このゲームの敵は物音に敏感なので、キャラクターも音を立てないように進んでいかないといけないことが多い。
いつの間にか自分も息を殺して、物音を立てないようにゲームするようになっていた。
ボス戦中に後ろでまーやが物音を立てた時は「静かにしろ!殺されるぞ!」と言いそうにもなった。
3周目したところでやっともういいかなと思えるようになったので"The Last of Us"から解放された。
ちなみに音楽は「バベル」「ブロークバックマウンテン」の2回アカデミー作曲賞を受賞している方がメインコンポーザーを担当しているらしくてめちゃくちゃ良かった。
ネットで「PS3 名作」とかで調べると結構目にしていたFallout 3。
核戦争後の荒廃した世界が舞台のRPGっていうのでめちゃくちゃ惹かれてブックオフで1000円で買ったが、今までオープンワールドもののゲームをほとんどやったことが無かったので、あまりイメージが湧かなかった。
The Last of Usの重厚なストーリーを味わった後だったので、オープンワールドってシナリオ薄そうやなあという不安もあった。
いざやってみるとオープンワールドゲームのどこからでも散策可能な自由度に夢中になった。マップもめちゃくちゃ広くて(東京の港区より広いらしい)どこにでも行けるっていうゲームが新鮮だった。
世紀末のイメージ通りのヒャッハー!な敵達も良かった。
このゲームは本当にバグとフリーズが多くて、良い所まで進んでいたのに急に何も操作できなくなったり、シナリオ上話さないといけない人物がいなくなったりする。
でもこういったバグやフリーズが起こると、「やっとゲームやめるきっかけ見つかった・・」と安堵する。ほんとフリーズしないとやめどきが見つからないくらい何時間でもプレイできるゲームだった。
RPGなので、メインシナリオのようなものは用意されているけど、それを放ったらかしでただただ散歩するだけでもいろんな出来事があって面白かった。
一応続編のFallout New Vegasもやったけど、Fallout 3の方がどこから何が出てくるか分からない恐怖とか、世界の荒廃具合がはまった。
今はアンチャーテッド2、インファマス、デッドアイランドをちょびちょびやっている。
けど、今の2作ほどの没入感がなくて少し寂しい。
はまれるゲームを知りたい。
Kidnappers - ฝน (Rain)